西福寺
北越戊辰戦争の際、新政府軍の侵攻を知らせるため打ち鳴らされた梵鐘がある。
ガイドパネルより。
「西福寺の梵鐘は、明和3年(1766)に長岡藩お抱え鋳物師田中多左衛門尉重定が造ったもの。鎌倉時代の作風を伝え、美しい龍頭が特徴。江戸時代の長岡の鋳物業は、新町村の土屋を中心にして栄えた。
北越戊辰戦争では、長岡藩が落城した慶応4年(1868)5月19日の早朝、西軍来襲の際この鐘が乱打された。長岡の歴史にとって、近代の夜明けを告げたことから「維新の暁鐘と呼ばれるようになった。」
2016/8月訪問
西福寺(新潟県長岡市):
JR長岡駅徒歩約12分